Q&A

よくあるご質問

Function1管理方法

rantoの管理はとても簡単で、誰にでも手軽に行えますが、よりきれいに、長くお楽しみいただく為の情報をお伝えします。

水やり

水やりは月に1-2 回程度、ポットの中のお水が完全に無くなってから、根元に向かってあげてください。 適量はポットの約1/3程度お水が溜まる位です。
サイズによって頻度が異なります。

Size25:2週間に1回程度
Size30:3週間に1回程度
Size35:4週間に1回程度

理想はポットの中の水が完全になくなってから数日後、ポットの中の植え込み材が 一度乾いてからあげてもらえると、きれいに長く咲き続けます。
胡蝶蘭は多少水やりを忘れても平気な強い植物です。
葉がしんなりと垂れ下がり、脱水症状が出てしまってからでも、お水をあげればrantoはお水を適度に吸い上げ、元気に回復します。

置き場所

直射日光の当たらない明るい室内(半日陰の場所)に置いてください。
リビングのレースのカーテン越し位の光が適しています。
直射日光があたると葉が日焼けしてしまいます。北の窓の光でも良いでしょう。
つぼみが開いたお花には光が当たらなくても大丈夫です。
お部屋の好きな場所に置いて花を楽しんでください。
エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。
夏場、室内が高温になる場合は屋外でも管理が可能です。
軒下や、木陰など、直射日光が当たらない場所に置いてください。

適正温度

理想は15 度~25 度位です。
夏季、花が咲いている株は30度以下の場所で管理してください。花が咲いていない株は35 度位までの温度でも大丈夫です。
冬季は最低10 度以上保てる場所に置いて下さい。夜間温度が10 度以下に下がる場合は、夜間だけダンボールや発泡スチロールを被せると寒冷地でも冷気対策になります。

肥料

基本的にrantoは肥料をあげなくとも、問題はありませんが、2番花や翌年の花をよりよく咲かせる為には、肥料を施す事も有効です。
その際は液肥ではなく、必ず固形の緩効性肥料の置肥(モルコート、ロング肥料等)を、株元に撒いてあげてください。肥料毎の用量を守り適量を施してください。
お花が咲いている間は肥料の必要ありません。
お花が枯れた後、真冬は避け、春から秋に施肥してください。

Function2胡蝶蘭の変化

rantoは生きた植物ので、日々変化していきます。気になる変化があったときの対処をお伝えします。

葉が黄色くなった時

葉の役割が終わると下から黄色くなり、枯れていきます。
病気と勘違いされやすいですが、病気ではありません。
軟腐病とは異なり、乾いて枯れていきます。
対処法としては、葉が黄色くなったら黄色い葉を千切り取るだけでOK です。
葉のなるべく株元に近い部分をつまみ、下に向かって千切るようにすると、株に負担なく取り除く事ができます。

枯れた花があった時

枯れた花を見つけたら、花の根本から千切ってください。
通常は後ろの古い花から順番に枯れていきますが、環境変化のストレス等により、途中の花が1輪だけ枯れる場合もあります。
胡蝶蘭はゆっくりと少しずつ枯れていきますので、枯れた花だけ取り除けば、きれいな姿で鑑賞を続ける事ができます。

葉の色が黒くなったり、白くなった時

葉が強い日光で焼けてしまうと、葉焼けという、焦げたように黒くなったり、色素が抜けたように白っぽくなったりします。
一度焼けてしまった部分は元には戻りません。
そのような状態になったらすぐに日陰へ移し、患部の葉は切り取りましょう。

葉にシワが増えてきた時

葉に蓄えた水分も使い生きているため、水分が足りなくなると葉にシワが増え始め、しんなりと垂れ下がります。これが渇水症状のサインです。
渇水の初期段階であれば、通常の水やりの通りrantoの鉢にお水を貯めれば、葉に張りが戻ってきます。水やりをしても渇水状態の症状が続くのは、根腐れをおこして給水活動ができていない可能性が高いです。

腐敗臭や、葉がやわらかくブヨブヨしてきた時

独特の腐敗臭があり、患部はやわらかくブヨブヨしてきたら軟腐病の可能性があります。手で触れると組織が破れて中の水分がでてきます。
この水に触れた個所には同じ症状が伝染していきますので、熱消毒したハサミなどで患部を多目に切り取り、株全体を水で洗い流しましょう。
病気の株の周りの植物に感染していく恐れが高いので、症状が大きい場合は株ごと処分しましょう。殺菌剤を使用する場合はベンレートやスタナー等の薬剤を、用法を守り使用してください。

虫がついてしまった時

カイガラムシ
土を使わないので虫の発生は少ないですが、長く咲いている花にはカイガラムシが付着する場合があります。屋外から侵入して来たり、他の植物から移ってきたりする事が主な原因です。
花の裏の部分や葉の株元等につく事が多いです。
カイガラムシを見かけたら、綿棒などを使い綺麗に取り除き、水でよく洗い流してください。1度発生したカイガラムシは根絶が難しいので、細目に駆除を続けましょう。薬剤はスプラサイドなどを、既定の容量を守り正しく散布しましょう。

ハダニ
夏場、高温乾燥した屋外で管理をすると葉の裏等にハダニが発生する場合があります。浸食された葉の跡は画像のように白くなり、小さな赤い点のようなダニが居ます。
ダニが発生した葉は取り除くか、ダニを綺麗に拭き取ってください。
放置しておくと葉が黄色く変色し、ベトベトしてきます。
スプラサイドや市販のダニ剤を既定の容量で散布してください。

Function3枯れた後

rantoは長く咲き続けますが、いずれお花は枯れていきます。その時の選択肢をお伝えします。

新しい花に入れ替える

rantoは切り花感覚でカジュアルに飾っていただけるよう、開発された胡蝶蘭です。枯れてしまったrantoは切り花と同じように、燃えるゴミとして処分する事ができます。
季節によって手に入る時期が決まっている他のお花と違い、rantoは1年を通して様々な色彩の新鮮なお花が購入できます。是非あなたらしい1鉢で、いつでもお部屋を彩ってください。
また、外側のクリアポットはそのまま花瓶やペン立てとしても活用する事ができます。

2回目の花を咲かせてみる

花が全て枯れたら、茎の節目を下から数えて2節目以上の上で切ります。
切ったところから次の花芽が出る性質がある為、年に2回花を咲かせることも可能です。
この方法で咲かせた花は【2番花】と言われています。
ただ、品種の性質や環境により、必ず2番花が咲くわけではありません。
花芽が出なかった茎は茶色く枯れてきますので、株元から茎を切ってください。
また、2 番花が終わった後の茎も株元の近くから切ってください。

新しい葉や花芽を出す為には、ある程度の光が必要です。
光りの当たらない場所でお花を飾っていた場合は、半日陰(レースのカーテン越し位の光)の場所に移動してあげましょう。
約1年後、株元からまた新しい花芽が発生します。

そのまま観葉植物として楽しむ

胡蝶蘭の見所は花ですが、枯れた後の葉っぱだけの状態でも、観葉植物として楽しむことができます。
葉も胡蝶蘭の種類同様に個性があり、緑が強いものから、紫がかったものなど、個性豊かです。
是非、次の花を期待しつつ、葉っぱだけの状態もお楽しみください。

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